【体験談】トビタテxサステイナビリティxホスピタリティ=特別な留学体験

【体験談】トビタテxサステイナビリティxホスピタリティ=特別な留学体験

高校生の皆さん、夏休みに海外で特別な経験をしてみたいと思ったことはありませんか?

今回は、トビタテ留学でロンドンとスイスでのサマープログラムに参加した日本人高校生に、その貴重な体験についてお話を伺いました。

将来、ホスピタリティ、観光業界に興味がある人、サステイナビリティ環境問題に関心がある人は必見です!


Q1: まずは、今回の留学の目的について教えてください。ただ英語を学ぶだけでなく、明確な目標を持って行かれたそうですね?

A: はい、この2週間は英語の勉強だけが目的ではなく、「ホスピタリティを学ぶため」「自分のトビタテ留学用の調査をするため」という意識を持っていました。漠然と行くのではなく、自分の目的をはっきりさせることが本当に大事だと実感しました。

Q2: 具体的にどのような活動をされたのですか?特に「サステイナビリティ」や「環境」に関する取り組みについて聞かせてください。

A:ロンドンとスイスで自分の活動についてプレゼンテーションを行いました。その後、食品ロスに関する英語のアンケートを取りました。各国の食品ロスの減らし方、ごみの捨て方や、国別の意識について、約50人からデータを集めました!

また、ホテルではスタッフやマネージャーの方に直接インタビューもしました。特に印象的だったのは、「顧客満足と環境負荷を下げる取り組みのバランスをどう取っているか」という質問です。5つ星と4つ星ホテルで伺ったのですが、スイスのホテルでは、顧客満足とのバランスを取ることが非常に難しいと話されていました。

他にも、食品サステナビリティを教えている先生方にもインタビューしました。

Q3: 調査を通じて、何か新しい発見や驚きはありましたか?

A: 意外とロンドンは環境への取り組みがあまり進んでいないと感じました。

一方、スイスのホテルでは、特にクランモンタナという自然豊かな場所のホテルが、食品ロス削減やゴミの分別に積極的に取り組んでいました。同じヨーロッパでも、国や場所によって取り組みに大きな差があることを肌で感じました。東京のホテルの方が積極的に対策をとっている点もあることにも気づきました。

Q4: 宿泊先のホテル見学やアクティビティも充実していたそうですが、特に楽しかったことは何ですか?

A: 楽しかったアクティビティは3つあります!

  • ウェイクボーディング:水上をたくさん滑れて最高でした。
  • ミクソロジー:カクテルを自分で作ってデコレーションしたり、お酒の種類を勉強したりするのがとても面白かったです。
  • 5つ星ホテル見学&ディナー:これは本当に素晴らしかったです!ロンドンの4つ星ホテルでは、スイートルームのワンランク下のタイプまでの部屋を全て見せてもらい、価格ごとの内装の違いを見ることができました。キッチンまで見学させてもらいましたね。 スイスのホテルでは、サステイナビリティ系の取り組みをしている部屋があって、そこではドライフラワー作りや堆肥化の体験など、リサイクル系のアクティビティを見ることができて面白かったです。内装も本当に素晴らしくて、「さすが5つ星だ!」と感動しました。

食事もとても美味しかったです。ロンドンは美味しくないという話も聞きますが、私は美味しくないものに当たらなかったです。特にスイスの5つ星ホテルで食べたラズベリーのデザートは、クオリティが高くて忘れられない味でした。

Q5: 留学を通して、ご自身の英語力や考え方に変化はありましたか?

A: 英語は、2週間で慣れて、日常会話はスムーズになりました。スイスでは特にたくさんの人と話したので、相手の言っていることも聞き取れるようになっていきました。国によってよく使うフレーズや相槌の種類が違うことにも気づき、それを真似して使ってみたりも。間違えてもとにかく単語を並べて伝えようと努力していました。

今回の留学で強く感じたのは、「言語はただの道具であり、その人と話したい、仲良くなりたいという気持ちが一番大切だ」ということです。私の周りの人たちは、当たり前のように2か国語以上を話していて、フランス語やロシア語、ギリシャ語が飛び交う環境でした。

全体を通して、明らかに文化が違って面白かったです。アジア人の性格は比較的似ていると感じますが、欧米の人たちの考え方は私たちと全然違います。最初は驚くことも多かったですが、それを「面白い」と思えることが大事です。

日本での「当たり前」が海外では通用しないことも多く、自分の意見を主張しないと空気のような存在になってしまいます。日本人にとって「これはやばい」と思うような行動も、「まあいっか」という精神で受け止めることが大切だと学びましたね。そうでなければ疲れてしまいます。

Q6: 最後に、留学を考えている高校生へメッセージやアドバイスをお願いします!

A: 留学に行くなら、「なんとなく」ではなく、「なぜ行きたいのか」「何を学びたいのか」という目標をはっきりさせることが留学をより充実させます。私自身、留学前に以下の5つの約束を立てて、毎日日記を書いて振り返っていました。

  1. 常に笑顔でいること
  2. めいいっぱい楽しむこと
  3. たくさん挑戦すること
  4. どんな自分も受け入れること
  5. 胸を張って自信をもつこと!

留学は自分の殻から抜け出し、挑戦してみる絶好のチャンスです。頭で分かっていても、実際に体験しないと分からないことだらけです。違いを楽しむ精神があれば、本当に面白くて素晴らしい経験ができます。少しでも興味があるなら、あれこれ考えるよりも、まず「行っちゃった方がいい」と思います!ぜひ一度は自分で決意して海外に飛び立ってほしいと思います。


留学概要

年齢15歳
性別女性
留学国・都市UK London、 Switzerland
期間2週間
英語レベル英検2級
クラス人数ロンドン16人 / スイス38人
クラスメートの
国籍
【ロンドン】
アメリカ、フランス、イタリア、ポルトガル、ウクライナ、ロシア、トルコ、日本、中国、ベルギー
【スイス】
ギリシャ、アメリカ、フランス、中国、韓国、日本、イギリス、ロシア、ウクライナ、アルメニア、オーストラリ ア、ベルギー、トルコ、イタリア、ブラジル、 など
宿泊タイプどちらとも学生寮
通学方法・
通学時間
キャンパス内のため徒歩で授業へ。移動の際はみんなでバス
食事【ロンドン】
寮にキッチンがあるため、朝は授業までに自由に食べれる。 昼はキャンパスでみんなで用意された昼ご飯食べるか、訪れたところで食べるか。 夜は基本外で食べることが多かった。
【スイス】
朝、昼はキャンパス内にあるカフェテリアで。ビュッフェ形式でとてもおいしく、景色も最高。

貴重なお話をありがとうございました! 皆さんも、ぜひ今回の体験談を参考に、一歩踏み出して海外での新たな挑戦をしてみてはいかがでしょうか。

「自分も彼女のような留学を体験したい!」という方、是非こちらのフォームよりお問合せ下さい。