【体験談】日本からスイスへ。グリオンで学ぶ「おもてなし」の本質と、自分の世界を広げるということ。

【体験談】日本からスイスへ。グリオンで学ぶ「おもてなし」の本質と、自分の世界を広げるということ。
2026-06-19

現在、学士課程3年生後期に在籍し、つい先日、最後のインターンシップを終えて戻ってきた、えもと まなさん。ローズウッド宮古島でのセールス&マーケティング実習を経て、さらに学びへの視野を広げています。

「ホスピタリティは、ホテルの“オペレーション”だけではありません」

その言葉の背景にある気づきと成長を、じっくり伺いました。


Q. まず、海外大学進学を意識されたきっかけを教えてください。

A. 幼い頃から英語に触れていたことが大きかったと思います。5歳から英会話に通っていたので、自然と「将来は海外で学ぶのだろうな」という意識が芽生えていました。

高校は大阪学芸のカナディアンアカデミーと提携した「Dual Diploma Program」に在籍し、日本とカナダの両方のディプロマを取得しました。そこで海外進学がより現実的な選択肢になりました。


Q. 数ある海外大学の中で、ホスピタリティを選ばれた理由は?

A. 高校時代にウエディングのインターンシップを経験したことが大きな転機でした。「人の特別な瞬間を創る」という仕事に魅かれ、ホスピタリティの世界に興味が向きました。

自分で調べるうちに、“ホスピタリティをビジネスとして学ぶならスイス” という考えに至り、スイスの学校を探しはじめました。

実は、調理学校も検討していました。ただ、その道を極める前に、まずは自分の視野を広げたい、幅を持ちたいと感じ、最終的にグリオン大学に進学を決めました。


Q. グリオン大学を選んだ理由をもう少し詳しく教えてください。

A. スイスには、グリオンとレ・ロッシュという二つの名門校があります。私は両方を調べたうえで、

「伝統的なおもてなしを深く学べるのはグリオン」

だと感じました。

学校ごとにカラーがありますが、私はまさに“品格あるホスピタリティ”に惹かれました。実際に入学してからも、学びたいと思っていた内容がきちんと学べています。


Q. 初めてのインターンシップでローズウッド宮古島を選ばれた経緯は?

A. 世界的ラグジュアリーホテルのオペレーション、ブランディング、セールスの在り方を間近で学びたいと思い、フォーシーズンズ京都を志望しました。配属はセールス&マーケティング部門。

実際の撮影現場で何百枚というイメージ写真を撮り、そこから30枚のみを選び抜く––そんな“ブランドをつくるプロセス”を肌で感じる貴重な経験でした。

ホテルのホームページ制作の裏側や、マーケットごとの戦略も学び、ホスピタリティの奥深さを実感しました。


Q. グリオンでの学びは、ホテルのオペレーションが中心なのでしょうか?

A. いいえ。日本では「ホテルの現場訓練」というイメージが強いかもしれませんが、実際はファイナンス、人事、マーケティング、ブランディング、戦略

など、ビジネスとしてのホスピタリティを総合的に学びます。

オペレーションは最初の学期で基礎を学びますが、それ以降はよりビジネス寄りの内容が中心です。


Q. 授業は大変ですか?

A. “出席して、課題をこなし、試験を受ける”という基本を守っていれば、それほどハードではありません。大事なのは、授業以外の時間をどう使うかだと思います。

例えば、私はこれまでスポーツコミッティ(委員会)に所属し、今学期からは生徒会の会計を担当しています。学年の異なる学生と関わることで情報も視野も広がりますし、コミッティ活動から学ぶことはとても多いです。


Q. 今後の専攻について考えていることはありますか?

A. 次学期からはファイナンス専攻に進む予定です。ホテルやブランドを理解するうえで、数字の視点は欠かせないと感じるようになりました。将来のキャリアにも直結すると思います。


Q. キャンパスライフについても教えてください。スイスとスペイン、どのような違いがありますか?

A. スイスはとても静かで落ち着いた環境です。平日は夕方6時頃にはお店が閉まり、土曜日の午後や日曜日はほとんどのお店が休業します。自然の中でゆっくり過ごし、心を整えたい方に向いていると思います。

一方スペインは、“Fun”という言葉がぴったり。夜までお店が開いていて、海もあって、アクティビティも多い。週末にアクティブに過ごしたい人はスペインキャンパスが合うと思います。


Q. クラスメイトとの関係性について教えてください。

A. 1クラスは約30名で、学期ごとにクラス替えがあります。さまざまな国籍・バックグラウンドを持つ同級生と学ぶので、日常的に視野が広がります。

特に最初のプラクティカル・セメスターは5名の少人数で過ごすため、今でも距離が近く、大切な仲間です。


Q. 最後に、これからホスピタリティを学びたい学生へメッセージをお願いします。

A. グリオンには「与えられたもの以上に挑戦できる環境」があります。キャンパス移動も含め、自分次第でいくらでも世界を広げられます。

ホスピタリティは、人・文化・ビジネスが交差する、とても魅力的なフィールドです。

興味がある方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。きっと人生の視野が大きく広がると思います。


もし、今回のインタビュー内容を読んで「もっと詳しく知りたい」「自分に合うのか相談したい」という方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

あなたの“これから”を一緒に形にするお手伝いをいたします。